Debian の Emacs で IME を UIM に変更
Sony Vaio S14 に Debian をインストールして使用し始めて数ヶ月が経過。脱MACの道を徐々に歩み始めているが、まだまだ中途半端な感じがある。
その中途半端な感じの一つが、EmacsでのIME。DDSKKと出会い、SKKじゃないと生きていけない体になり、Mac では AquaSKK を使用。ここで、AquaSKK と DDSKK の辞書の同期問題というものが発生。同じものを使用するのはなんか抵抗があり、マージするスクリプトも用意したりしたがほとんど使用せず。さらに、ここにLinuxのDDSKKとUIM-SKKの辞書が加わる。あれ、これ登録されていなかったっけ?というのも頻発。そこで、OSでSKKを使用できるのであれば、それをそのままEmacsでも使用すればいい、となった。
そこで調べてみると、Debian(他のDistributionでも同じと思うが)では、uim-el というのを使用することで Emacs から OS の IME の切り替えができるようになるという。これを使用しない手はない!!ということで早速設定。
まず、インストールだが apt で行う。
- sudo apt update
- sudo apt install uim-el
これでインストールは完了。次に Emacs の設定。まず、DDSKK関連の設定は全てコメントアウト。追加で以下の設定を追加。
(require 'uim-leim) (setq default-input-method "japanese-skk-uim") (global-set-key "\C-\\" 'uim-mode) (setq uim-lang-code-alist (cons '("Japanese" "Japanese" utf-8 "UTF-8") (delete (assoc "Japanese" uim-lang-code-alist) uim-lang-code-alist)))
設定は、UimEl · uim/uim-doc-ja Wiki · GitHub を参考にしたがすぐに問題が、、、Emacs の *scratch* がまともに機能しなくなってしまった。Ctrl-j の割り当てが UIM に吸収されてしまうためだ。なので、UIM から Ctrl-j を奪った、、、というか奪わざるを得なかった。これでいいのだろうか。Shift-SPCで入力モードを切り替えるようにして、Emacs のキーバインドをそのままにしてみたが。
どこかを立てればどこかが立たなくなるな。