長男誕生！

今日は自分の人生にとって忘れられない一日となるだろう。
昨夜、会社から帰ると妻の様子がおかしい。お腹が痛いらしく、ついにキタか・・・という気持ちになった。
すぐに病院に行った方がいいと判断して、病院にTEL。夜中の九時過ぎに家を出た。
病院に行く前に妻の実家へより、荷物を少し持ってから病院へ。産まれるまでまだ少しかかりそうだし、
自分はいったん家に帰ろうとか思っていたら・・・そのまま病院に残ることになった。
立ち会い出産する予定ではいたが、立ち会いって産まれるその瞬間だけじゃないのね、とその時初めて知る。
みんな知っていることなのだろうか？ちょっと恥ずかしい。

その後、一晩中イタイイタイと言い続ける妻と一緒にいた。
背中や腰を少しさすると楽なようで、さすっていないとイタイイタイと言い続ける。
今更無痛分娩にできないですよね？なんて言い出す状態。男にはわからないけれども、
よっぽどつらいんだろうなぁ。眠ることができない自分もつらいが、妻は眠気＋痛みのダブルパンチ。
女性は偉大なり。

そんなこんなで、一晩明かして朝の八時すぎ、ついに始まるらしい。
少し部屋を出されて、その間に中であれこれ準備。部屋に入ると、なんかついに！という感じの緊張感。
妻の体力的にも、出てこようとしている子供的にもそろそろ出した方がいいと先生は判断し、
半ば無理矢理（？）子供を産むことに。そして八時十二分、我が子誕生！
産まれた時から髪の毛が結構あって、え、産まれた時からこんなにあるものなの？とちょっとショックを受けた。
まだ我が子っていう実感もそれほどなくて、すぐに別の部屋に連れて行かれてしまうのを黙ってみていた。

次に我が子を見たときには、ベッドですやすや寝ていた。帽子をかぶっていてなんかかわいいｗ
片目をつぶっていて、その片目がこっちを見ているような気がしたが、まだ何も見えていないんだろうなと思った。
その姿すらゆっくり見ることができず、また次見たときには安全装置みたいなのに入っていた。
羊水が抜けきらないらしく、しばらくこの中に入っていないといけないらしい。
今までは何気なく見ていたけれど、我が子があれに入っているのを見るとなんか痛々しい。
これが父親としての最初の実感なのだろうか。これからが大変だ。
守るべき人を守る責任と、育てる責任がある。自分の時間とかどんどんなくなっていくんだろうな。