Debian(wheezy)で Xen を使って VM を動かす
背景
以下の記事で、wheezy を Xen の Domain-0 として動作させるための準備を進めてきた。
- Linux(Debian wheezy) で VLAN を利用する - Shammerism
- bridge を利用する - Shammerism
- VLAN の定義 - Shammerism
- Debian(wheezy) に Xen をインストール - Shammerism
これらの内容の続きとして、wheezy 上で VM を作成して動作させるまでを整理する。
VM 作成手順
簡単に説明すると、xen-tools をインストール、VM の設定作成のためのコマンド実行、VM を動作させるコマンド実行、という流れになる。
- apt-get install xen-tools
- /etc/xen-tools/xen-tools.conf を編集する
- xen-create-image --hostname=TestVMHostName --vcpus=1 --bridge xenbr1 --ip ***.***.***.*** --netmask 255.255.255.0 --gateway ***.***.***.*** --pygrub --dist=wheezy
xen-tools.conf で指定しなくても、xen-create-image のオプションとして付与すればいい設定もあるが、毎回同じにするならxen-tools.conf に定義するほうがタイプ数が少なくて済む。dist は lenny や squeeze も選択できるようだ。squeeze がいいかもしれない。これをやると、VM のイメージが vg0 以下に作成され、設定情報が /etc/xen/TestVMHostName.cfg(hostname + .cfg というファイル) として保存される。